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Hitachi

導入事例紹介

コンタクトセンター向けシステムリプレース

リプレースの局所化でコスト最小化と運用継続性を実現

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導入背景

自社でコンタクトセンターを運営していた某社では、現行CRMのサポート終了により、周辺機器を含めたシステム全体の見直しが必要になりました。お客さまは現行システムに不満はなかったため、新CRMをコアとしたリプレースが最善と考えていました。

日立情報通信エンジニアリングの解決策

  • ●新しいCRMベンダーと共にCRMを提案
  • ●新CRMとのインターフェース(CTI側)を個別カスタマイズで対応
  • ●CTI他はバージョンアップとし運用負荷軽減、コストを最小限に抑えて納入

リプレース後

取り組み

当社は、新CRMへの移行に伴うコストや作業負荷を抑えつつ、お客さまが使い慣れたCTIシステムを継続利用できるよう、新CRMの導入とCTIシステムのバージョンアップでの対応をご提案しました。

まず、新CRMと既存CTIの互換性を精査し、最低限の改修で接続可能となるポイントを特定します。その上で、新CRMに適応したカスタマイズをCTI側で施すことで、スムーズな接続が実現されます。これにより、現場のオペレーションに影響を与えることなく、新システムへの移行を完了することができます。
さらに、導入スケジュールを段階的に設計することで業務への影響を最小限に抑えます。まずは一部でテスト運用を行い、問題点を洗い出した後、本格導入へと移行します。このプロセスにより、システム移行時の混乱を防ぎ、現場の業務効率を維持しながらのスムーズな移行が実現されます。

システム構成図

提供したサービスと効果

コンタクトセンターシステム「iCTNET/IX」(バージョンアップ)

効果

  • 着信呼分配
  • IVR制御
  • 業務アプリケーション連携
  • 稼働率の見える化による業務効率向上

通話録音システム RecwareX(バージョンアップ)

効果

  • 内部統制、コンプライアンス対策、顧客トラブル防止に貢献

構築・保守サービス

コンタクトセンターシステムおよびCRMの入れ替えにかかわる構築・保守(導入機器の構築・保守を含む)

効果

  • 仮想環境に適用し、データセンターへのサーバー集約によるコスト低減を実現

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導入の効果

今回のCRM入れ替えにより、以下のような効果が得られます。

  • コストの最小化:必要最低限の改修のみを行うことで、新システム導入にかかるコストを大幅に削減することができます。
  • オペレーションの維持:既存の電話機や周辺機器の大半をそのまま活用するため、お客さま(オペレーター)の業務フローを変更する必要がなく、スムーズな移行が可能になります。
  • 移行リスクの低減:段階的かつ部分的な導入アプローチを採用することで、システム移行時の混乱を最小限に抑え、安定した運用を実現することができます。
  • 業務効率の向上:新CRMの導入により、お客さま(オペレーター)の作業効率向上と、問い合わせ対応の迅速化につながります。

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日立情報通信エンジニアリング
が選ばれた理由

お客さまのニーズに寄り添った提案

電話機系システムを踏襲した新システムの導入をバージョンアップで対応するという提案により、「使い勝手はそのままに移行コストを最小化」というお客さまのニーズに寄り添うことができました。

柔軟かつ一括対応の魅力

「新規CRMの設置から、CTIの一部インターフェースに関する個別カスタマイズまで、一括かつ柔軟に対応してくださる点が非常に魅力的だった」とのお声をいただいています。

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本事例の内容は、2025年3月6日公開当時のものです。

さまざまな業種のご相談を
承ります

当社は今回の事例をはじめとして、金融、流通、公共などさまざまな業種・形態の コンタクトセンターへの対応が可能です。コンタクトセンターシステムの運営に当社のPBX、CTIをはじめとした各種ソリューションとサービスで貢献します。ぜひお気軽にお声掛けください。

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